故障・修理
更新日:2024.04.30 / 掲載日:2023.10.24

SUBARUサンバーを快走仕様!「サスペンション交換と猛暑トラブル」3

ようやく秋が深まってメンテしやすい季節……になってはきたけれど、今年はとにかく暑い期間が長すぎた。夏は過ぎ去ったはずなのに10月初旬だと、ちょっと外で野良メンテしようものなら汗が吹き出して止まらない。身体にも悪いが車にだって物凄い負担になってることは確実。エアコンが効かなくなって当たり前の気温にサスペンション交換と、そして泣きたくなるタイミングで次から次へとトラブル連発なのだ。

■ Photo&Text Masahiro Kan 

SUBARU サンバー 2007年式LE-TV1
SUBARU サンバー 1995年式V-KV3

猛暑の中、エアコンが利いたり利かなかったりするワケは?

 猛暑の中、車の中はオアシスと呼べるくらいエアコンで快適だ。

 燃料高騰が続いていて旧車には辛い季節だが、とにかくエアコンはありがたい。

 8月のドピーカンの日にTVサンバーに荷物満載で走行していたら、あるタイミングでいきなり送風状態になって額からイヤな汗がダラリ。

 エアコンは当然全開MAXなのだが。仕方なく走っていたら、冷風がゴーっと出てきてひと安心したのも束の間、またもや額から汗がダラリ。

 その日は35度近い気温だったから「車も疲れてるんだわね」と諦め気分。

 しかし、そのエアコンオンオフが何かの周期とかエンジン回転数ではなく、勝手に発生しているのがわかってきた。

T#系サスペンションのデータ

 T#系サスペンションのグレードがどんなバネを使っているかわかる。バン・トラック・ディアスでは基本ショックアブソーバーの減衰力は同じで、乗り心地はバネとスタビライザーで調整しているのだ。ワゴン系のフィーリングにしたいのであれば、バネを柔らかくする方向だが、その場合、スタビは必須となる。

K#系サスペンションのデータ

 K#系もT#系同様のバネレート変更とスタビライザーの追加でフィーリングを変更しているが、キャスターがかなり変更されていて、これが走行フィーリングに大きな影響を与えているはずだ。K#系のフロントダンパーはすでに製廃なので、アライメント自体はT#系を参考に修正していくしかない。ここは試行錯誤しながらベストポイントを見つける予定だ。

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